what is this?韓国式証明写真とは?

意外と知られていない
韓国の写真文化

    • Netflix『ヴィンチェンツォ』16話でハン・スンヒョクとお母さんが家族写真を撮るシーン。ホン・チャヨンの粋な計らいが(涙)。。

    • Netflix『梨泰院クラス』6話でオ・スアがチャン・グンスの出自を確信するシーン。

    • Netflix『39歳』11話でチョン・チャニョンが遺影写真を撮るシーン。涙で画面が見えなくなりました(涙)。

  • 韓国と言えば、「韓ドラ」「K-POP」「美容整形」等を思い浮かべる方が多いでしょう。隣国ながら価値観や文化の違いがあり、私たちの生活にも広く浸透している韓国。あまり知られていませんが、実は『写真大国』でもあるのです。韓ドラや韓国映画で、写真スタジオでの撮影シーンを見たことはありませんか?

    韓国でも日常の写真はスマートフォンで撮りますが、「家族写真」「記念日写真」「赤ちゃん写真」等、人生を記録するような「きちんとした写真」を残す文化があります。日本では七五三や入学式等、プロに写真を撮ってもらう習慣がありましたが、近年は減少傾向にあります。

    ここ数年では「ボディプロフィール(바디프로필)」が流行っており、筋トレで鍛え上げたマッチョな姿を撮影するという、いかにも韓国的な写真が大人気です。刺激の強い写真が多いため、電車の中では検索しないことをオススメします(笑)。

    そして、やはり最も需要が多いのは必需品である証明写真です。次は「韓国式証明写真」についてお話ししていきたいと思います。

韓国式証明写真とは?

韓国式証明写真とは、そんな韓国の「美的センス」と「写真文化」が融合した高品質な証明写真です。

まずは韓国でも意識の高い層が「就活・履歴書」「運転免許証」「パスポート」等の証明写真に美しさを求めるようになりました。そして、写真スタジオはそのニーズに応えるべく品質の向上を目指し、現在の韓国式証明写真のスタイルに至ります。

このような背景があり、今では老若男女を問わず「一般的なサービス」として浸透しており、ソウル市内だけでも数多くの証明写真スタジオが存在してます。

「J-POP」と「K-POP」の違いを説明するのが難しいのと同様に、「韓国式証明写真」にも明確な定義はなく感覚的なものであることを前提に、次は「日本の証明写真」と比較してみます。

日本式と韓国式の
証明写真の違い

  • 大阪・なんばの「인생네컷」にて撮影。内部には「CANON」のカメラが設置されています。

  • 「韓国式証明写真」と言うからには、何か特別なカメラや機材を使っているのか?と思いきや、そんなことはありません。ご存知のとおり、カメラの世界シェアは日本メーカー(Canon、Nikon、SONY等)が独占状態で、韓国の写真館でも例外なく日本製のカメラを使っていますし、あの韓国式プリクラ「인생네컷(インセンネッコ・人生4カット)」ですら中身はCanonのカメラです。

    韓国式証明写真に限らず、証明写真の工程は「ヘアメイク」「写真撮影」「レタッチ(画像修整)」の3つに分けられます。いずれも写真の良し悪しを左右する重要な役割を果たし、どれが欠けてもいけません。

    その中でも、韓国式証明写真は「レタッチ」に特徴があります。美肌加工や左右対称調整はもちろんのこと、挙げるとキリがない程の修整を行い、1枚の証明写真を仕上げるのです。「たかが証明写真なのに大袈裟じゃない?」と思われるかもしれませんが、それこそが日本と韓国の価値観の違いとも言えるでしょう。

    時々、韓国の写真館で「さすがにやり過ぎでしょ!」と、ツッコミを入れたくなるような写真を見かけますが、当スタジオは以下のレタッチポリシーに基づき「自然なレタッチ」を心がけていますのでご安心ください。

当スタジオの考える
韓国式証明写真

例えば、ヘアサロン(美容室)業界では、「日本の美容師さんは韓国のヘアスタイルを意識し、韓国の美容師さんは日本のヘアスタイルを意識している」と言われており、ファッション業界や飲食業界でも同じことが言えます。

つまり、それぞれがそれぞれの良い部分を取り入れて「新しいカタチ」を作り出そうとしているわけです。私たちも同じように、韓国式証明写真のスタイルを日本流に解釈して、さらにハイレベルな証明写真を提供できるよう努めています。

そして、日本中の証明写真を美しくすることが、私たちの目標です。「韓国式証明写真」を知っていた方も知らなかった方も、ご来店をお待ちしています。

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