髪型やメイクについて注意すべき点が多いので、撮影前にしっかりと準備しておきましょう。
スーツは黒や紺色などの濃い色の落ち着いた色で身体に馴染むものを選びましょう。
インナーは、白や淡い色のシャツやブラウス、カットソーなどシンプルなものを選び、胸元が開きすぎたデザインは避けるようにします。
ジャケットやワイシャツの襟が隠れてしわないよう、髪が長い場合は後ろで結びましょう。
前髪は目やまゆげにかからない長さに切るか、横に流して爽やかな印象を演出。
耳も同様、出した方がスッキリと明るい印象を演出できます。
ナチュラルメイクが基本。
ほんのり色のついたリップやチークを入れることで、顔全体が血色の良い見栄えとなります。
ノーメイクや派手すぎるメイクは避け、健康的な印象作りを心がけましょう。
ここでは、男性が証明写真を撮る際に気をつけるべきポイントをご紹介します。
男性は普段から、髪型や服装にあまり気を使わない人も多いので、写真撮影前にぜひチェックしてみてください。
女性同様、黒や紺色などの濃い色のスーツと白いワイシャツが基本です。
ボタンダウンシャツは、カジュアルな印象を与えるため避けるようにしましょう。
ネクタイは派手過ぎるものを避け、ドットやストライプ、チェック柄といったものを選んだ方が無難です。
前髪が目にかかったヘアスタイルは、表情が乏しい印象を与えるので、整髪料を使っておでこやまゆげを出すようにします。
耳の周りをスッキリとさせ、襟足もシャツに届かない長さにカットし、清潔感を演出しましょう。
ひげは、清潔感を損なわないようにきれいに剃りましょう。
伸びが速い人は撮影前にもう一度チェックし、青ヒゲが目立つ場合にはメイクや画像のレタッチを視野に入れておくことも忘れずに。
同様に、まゆげもボサボサにならないよう、軽くカットしておくと清潔感が保てます。
良いスタジオ・良いカメラマンであれば、「表情や姿勢のアドバイス」や「シャツの襟元やネクタイの調整」は、自分からお願いしなくてもきちんとしてくれます。
ただし、撮って終わりの写真館なども中にはありますので、不安な場合は念を押しておきましょう。
口角が上がっていること
口角が適度に上がっていると、明るく爽やかな印象を相手に与えます。口を閉じ、口角を上げ、歯を見せない程度の笑顔を心がけましょう。
目がしっかりと開いていること
上目遣いや無表情、正面を見据えていない目線などは悪い印象につながりますので、意識的に目を開けるようにし、レンズの中心を真っ直ぐ見るようにしましょう。
顔が正面を向いていること
角度がついたアングルであったり、あごが上がったりしていると採用側に悪い印象を与えてしまいます。撮影時には正面を向き、あごは少し引くように意識しましょう。
姿勢
猫背では暗い人に見られてしまいますので、背筋をまっすぐ伸ばして座ります。証明写真は上半身のみなので、左右の肩の高さが違うと目立ちやすくなります。カメラマンにチェックしてもらうようにしましょう。
それでも不安な場合は、信頼のおけるスタジオに委ねてみるのもアリ!
お気に入りの写真を選べたり、レタッチしてもらえたり、さらにはメイクアップまでしてもらえるところもあるので、そうしたプロにお願いしてしまうのも一つの選択肢です。
面接と同様に証明写真においても「身だしなみ」が重要であることを解説いたしました。
特に書類選考においては、採用担当者に「会ってみたい!」と思わせることが重要で、証明写真上において、それをどう表現していくか、つまりは「身だしなみ」はどうすべきかという点について具体的に述べてきました。
そして「証明写真撮影に際しては、面接のつもりで臨むのがベスト」であるとの結論にいたりました。
最後に証明写真を撮影するにあたり、チェックすべきポイントを以下にまとめましたので、ご参考になれば幸いです。
服装は黒や紺色などの濃い色のスーツは用意できているか
口角を上げる練習を日頃から行なっているか
スーツがくたびれていたり、シワが寄ったりしていないか
まゆげやおでこが見えているか
耳がちゃんと出ているか
撮影の際、口角が上がっているか
目をしっかりと開いているか
顔が正面を向いているか
あごを適度に引いているか
猫背になっていないか
インナーは、白や淡い色のシャツか
ブラウス、カットソーなどシンプルなものか
胸元が開きすぎていないか
髪が長い場合、後ろで結んでいるか
ノーメイクになっていないか
派手すぎるメイクになっていないか
ボタンダウンシャツは避けた方が無難
ネクタイは派手すぎないか
髪がボサボサにならないよう整髪料でセットしているか
襟足はシャツに届かない長さにカットされているか
ヒゲをちゃんと剃っているか
まゆげがボサボサになっていないか