証明写真全体に占める顔の分量は6~7割程度といわれていますので、トリミングをして周囲を切ると顔の比率が大きくなってしまい、不自然となってしまいます。
【縦4.5cm×横3.5cmのまま貼ってしまう場合】
そのまま貼れば枠線は見えなくなりますが、他の人の写真に比べて大きく目立ちますので、手抜きをしたのではないかと思われてしまいます。
よって、就活用の証明写真として取り直すか、データ加工後の焼き増しをおすすめします。
Web履歴書やエントリーシートは、縦600px×横450px(ピクセル)が一般的と述べましたが、それ以外にデータサイズにも注意する必要があります。
ビジネスメールは2MB以内が一般的とされていますので、相手方のダウンロード時間を考慮し、添付書類を2MBに収まるようにするのが理想的です。
ちなみに、私の父が昔に撮ったスピード写真のデータは、縦10240px×横768pxの2.25MB、少々重いですね。
圧縮すればいいだけの話なのですが、圧縮しすぎると画像がぼやけてしまう可能性があるので、注意が必要です。
実際データ送信に関しては、5MBくらいまでは大丈夫だとは言われていますが、ダウンロードで採用担当の手を煩わせたくないですよね。
まず考えなければならないのは、証明写真はデータで取得するのが必須であること。
写真さえしっかり撮れていれば、サイズの問題はデータ上でなんとかなります。
たしかに自分で証明写真を切ったり、データ上でトリミングしたりすることもできますが、そんなことで時間を費やすのは非常にもったいないことです。
なので、証明写真データを転送してもらえる写真館や撮影スタジオをあらかじめ選んでおきましょう。
証明写真データさえあれば、写真が足りなくなったらコンビニでも焼き増しできますし、サイズの問題も写真館で調整加工してもらうことだって可能です。
【結論】就活証明写真の縦横比は4×3
書類の種類 | サイズ | 縦横比 |
---|---|---|
市販の履歴書 | 縦4cm×横3cm | 4×3 |
紙のエントリーシート | 縦4cm×横3cmが一般的 | |
Web履歴書やエントリーシート | 縦560px×横420pxが一般的 | |
リクナビ「OpenES」推奨サイズ | 縦600px×横450px |
紙の履歴書やエントリーシートには「縦4cm×横3cm」を準備。
データの場合は「縦600px×横450px(ピクセル)」を準備。
証明写真はデータで管理
イレギュラーサイズのエントリーシートがないかどうかを、あらかじめ把握しておきましょう。
イレギュラーなサイズがきた時には、写真館にサラッとお願い。そうした手をしっかり打っておいて、あなたは、あなたしかできないことに全力投球していきましょう!